貴ノ岩事件(もはやいつのか分からないですが)以来、
付け人制度がにわかにクローズアップされています。
しかし報道では理不尽さを強調するように、
かなり大げさに書かれているようです。

朝の2時~3時頃に起床。
稽古をしてちゃんこ作り。
関取のお風呂で背中を流す。
ちゃんこで給仕をして食べるのは最後。
関取が昼寝する中、洗濯や買い物。
夕方のちゃんこを用意。
いつも睡眠不足。
まさに現代の奴隷。
「全員給与制度にするべきだ」
こんなことも報道では言っていました。

私は相撲界にいた訳ではないので、付け人の経験はないですが、
これは結構誇張されてるんじゃないでしょうか?
しかも話している元力士の方も、20年以上前の経験を話しているわけで・・・。
ちなみに、テレビ業界でいうADさんってどういう存在なんでしょうか?
何となく比べてみたいような気もしましたが・・・。

少し話が変わるのですが、
白鵬など角界のトップにいる横綱の年収は、
ざっと1億くらいになるかと思います。(祝儀とか諸々はなしで)
これはプロスポーツの括りで見た場合、非常に少ない金額ではないでしょうか?
横綱はまだしも、大関以下の力士は大怪我をした場合、
1年も休めば無給になってしまいます。
相撲界の場合、給与がもらえる力士は全体の1割程度です。
ただし、全力士養成員(幕下以下の力士)分の場所手当はじめ、
食費を含めた生活費は、協会から支給されています。
これは即ち、関取が興行で稼いだお金なのです。
もっと言えば、上位力士が名のない力士達を喰わせているのです。
だからトップにいる力士も自身に入る金額は思いのほか少ないんです。
付き人というのは、相撲界独特の文化なのかもしれませんが、
制度ではなくある意味仕事という見方も出来るのではないでしょうか。

喰わせてもらっているうちに胸を借り強くなり、
身の回りの世話を通して仕事などを覚える。
やがては自分も周りの養成員を養っていく。

強引なのかもしれませんが、
相撲という興行のビジネスモデルの一面な気もしています。

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